EXA 1b

やっぱり、ウエストレベルのファインダーが好きなのです。

スリガラスを通して見える左右が逆の世界。もの凄く綺麗な画に惑わされてシャッターを切ってしまいます。
初めてEXAと言うカメラを知り、堪えきれずにゲットしました。このちょっとずんぐりむっくりなフォルムが何とも可愛い。フォールド感もいいです。ただ、シャッターボタンが左手で操作しないといけないので、ちょっと慣れが必要でしょうね。

prakticaを探していたのですが、どういう訳か、このEXAもヒットしました。ん?シャッタースピードは最高で1/175秒⁉ いつの時代に製造されたカメラ?…いろんな疑問でネット上で検索しまくりました。
結果、そのスタイル、性能の全てを受け入れて(ちょっとオーバーかも)購入することにしました。僕はISO100のフィルムしか使わないし、1/125秒でも昼間は絞り込んじゃえばいいしと言うことで問題ありません。

実は、prakticaも同じくゲットしたのですが、こちらはまだ試写もしていなくて、次回にでも…。

それはさておき、このEXA1bは、もの凄くお気に入りになりました。付いてきたレンズはなんとカールツァイス!凄いですね。ただ、残念なのはケースがビニール製だったって事でしょうか…ま、でも、それはカメラとは関係ないし。

早速、試し撮りをしてきたので、ご覧ください。
使用フィルムはフジのアクロス100です。現像はD-76です。

ご存じでない方のために、iPhoneで撮ったのをアップします。





いつもの猫写真で恐縮です。
1/30だったと思います。ブレてます^^;




昔、似たようなミニベロを持ってました。
僕のはドロップハンドルでしたが、実は、このブルホーンハンドルが好みだったのです。



はは、フォギーフィルターを使ってしまいました。
たまたま49mmのフィルターを持ってたので…。




フィルムでの空の描写はこんな感じですが、雲がちゃんと写ってるので、良いかなと。



蜘蛛が巣を張ってました。
絞りはF8くらいだった思います。
蜘蛛へのピントはちょっと甘いかもです。
言い訳っぽいのですが、このカメラ、スリガラスでのピントの山がちょっと見つけ辛い感じです。



このカールツァイスのレンズは結構近くまで寄れます。
フォギーフィルターを使ってます。
雑草は雑草なんですけど…。



このカメラ、レンズ、流石にドイツ製のカチッとした感じです。
ロシアのカメラも東ドイツのカメラも素晴らしく良い造りだと(僕が手にしたものに関しては)思います。ビンテージカメラは、眺めたり触ったりして楽しむのも良いのですが、実際にこうして今を写していることが素敵な事だと思います。

コメント

  1. 蜘蛛の写真の背景のボケ具合いがいい感じ。

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    1. どちらかと言うと大人しいボケですね。ヘリオスも買ったので試してみます。

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    2. あ、今、見直しましたが、5角形の絞りの…なんて言うんだろう?光彩?出てますね。下の部分。

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