Kiev 6C

僕はどっちかと言うと上から覗いて撮るタイプのカメラ、ウエストレベルファインダーのカメラが好きなのです。
ポートレート撮影って殆どしないのですが、ウエストレベルだと目線が違うし、撮ってる姿も品がある?ような感じで…まぁ、冗談ですが(笑)

またeBayで良いのを見付けました。Kiev 6Cです。Pentacon6のコピー機なのですが、今まで手にしたロシアのカメラで外れは一台もありませんでしたし、きちんと使えば、それなりに撮ってくれますし…。
なので、このカメラも、多分、大丈夫なのではと思います。

今回もウクライナからでしたが、約3週間かかりました。しかし、梱包がこれまでになく頑丈なもので、とても好感が持てるセラーでした。若干の使用感と経年変化はありますが、大事に使われたんじゃないかって感じのカメラです。


頑丈な梱包を開けて見ると…発泡スチロールがテトリスみたく空間を塞いでました。
セラーからのプレゼントでレーニンのバッジが入ってました。






このカメラは左にシャッターボタンがあります。
スローシャッターで撮るのでレリーズケーブルを付けました。




ファインダーを覗きます。
ファインダーは外せるので、分かり易く…。

左右が逆に見えます。因みに僕は右利きなので、ギターは左利き用みたいに見えますが、逆です。SLRなのですが、プリズムがないのでTLRと同じ見え方です。
フィルム巻き上げレバーを巻いてからしかミラーが下がらないので、シャッターを切った後はミラーアップして何も見えません。
因みに、絞り込みの確認用のレバーも付いています。






このKiev6Cというカメラ、思っていた以上に大きくて重いのです。
ネックストラップ無しでは持ち歩くことも大変です。
計ってみたら、約1.7kgありました。Yashica635より重いのです。体力勝負みたいな感じでしょうか…。

製造年は1983年です。レンズはVega-12B F2.8 90mmが付いています。35mm換算で約50mmですね。ウクライナやロシアは日本に比べて湿気が少ないので、レンズにカビがあるのなんてのを見たことはありません。このレンズもそうでした。

取り敢えず、フジのPN160NSを入れてテスト撮りをしてみます。
今回は地元の専門店で現像の予定ですので、このブログでアップするまではちょっと時間が掛かると思いますが、お待ち頂ければと思います。

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